厚木市で民生委員の見守り活動に同行しました


健康学部健康マネジメント学科の授業「フィールドワークB」を履修している学生たちが12月8日に、厚木市飯山の古松地区で民生委員の見守り活動に同行しました。フィールドワークBは身近な課題を発見し、自主的な調査・研究を経て解決を目指す授業です。今回は、妻鹿ふみ子教授が担当する「地域福祉」をテーマに選んだ小川琉生さん(3年次生)と関根朋香さん(同)に加え、中野いずみ教授のゼミで高齢者の居場所・交流の場の重要性について研究している加藤雅大さん(4年次生)が参加しました。

 

民生委員は国から委嘱を受けて、地域住民に近い立場で生活や福祉全般に関する相談・援助を行っています。当日ははじめに古松台自治会館で、同地区の353世帯を担当している若原ツヤ子さんからレクチャーを受けました。若原さんは、担当する世帯の中でも80歳を超えた一人暮らし世帯や認知症の世帯、転居してきて間もない人たちを要支援者として特に気をつけて見守り活動をしているといった概要を説明。その後は学生の訪問について同意を得られた4軒を訪れました。学生たちは80代以上の人生の大先輩からエールを送られ、質問も投げかけられるなど、若者への期待の高さを実感した様子。また、卒業研究に取り組む加藤さんは訪問先の高齢者に質問しながら、地域で暮らす意味や意義を見い出していました。

 

関根さんは、「趣味や好きなことを生き生きと楽しそうに話し、趣味は大切だと皆さんがおっしゃっていたのが印象的でした。しかし、高齢になると続けられない趣味もあると聞き、一人ひとりのQOL向上や地域をよりよくするために考えていくことはたくさんあると感じました。近況を話す相手や、何かあった時に気づいて助けてくれる人がいることは要支援者の方にとってとても心強く、民生委員が地域で重要な役割を担っていると実感しました」とコメント。小川さんは、「外に出かける用事も必要ですが、誰かと話す機会も精神的健康を保つには重要だと感じると共に、どの年代においても趣味や生きがいを持って生きることが大切だと再認識しました」と話していました。妻鹿教授は、「民生委員について知識としては知っていても、実際の活動内容に触れる機会はそうそうありません。こうした地道な訪問活動が安全で安心な暮らしをつくるベースとなっていると私自身も改めて感じました。学生たちにとっても貴重な体験になったと思います」と話しました。