東海大学は、建学の精神に則り、人々の暮らしや社会のＱＯＬ（＝Quality of Life）向上のために総合大学としての総力を結集し、全学を挙げて教職員協働の下、取り組んでいます。
その基盤として、学生、教職員、関係者が心身ともに健やかで、個性や能力を最大限に発揮できる環境づくり（教育・研究環境、職場環境）が経営資源としても重要であると考え、個人のみならず組織的にＱＯＬ向上に向けた活動を推進します。
また、世界に目を向けると、ＱＯＬの向上は世界的な課題になっています。この憲章で目指すところは、世界的な取り組みでもあるＳＤＧｓ（持続的な開発目標）の理念と軌を一にするものです。
東海大学は、社会に貢献する多様な活動とＳＤＧｓの理念を掛け合わせ、“持続可能な社会の実現”の実現に向けて取り組んでいきます。

1. 人間尊重（Humanity）の視点から安全・安心の確保に努めるとともに、人と人との絆を大切にします。
2. 学生、教職員一人ひとりの心身の健康増進を大切にし、実現に向けて行動するとともに、健康な生活を促進する環境づくりに尽力します。
3. 世界には多様な文化や価値観があることを配慮し、多様性を尊重した平和的な環境文化の創造を進めていきます。
4. 学生、教職員それぞれが諸活動にやりがいを持って取り組むことができる土壌の育成に努めます。
5. 大学内外に貢献できる環境整備を進め、様々な活動に積極的に取り組み、学生、教職員、そして社会の人々が成長していく機会を提供していきます。