TRIESが延世大学環境金融大学院と連携強化に向けた覚書を締結しました


環境サステナビリティ研究所(TRIES)がこのほど、韓国の延世大学環境金融大学院と連携強化に向けた覚書を締結。10月4日に渋谷キャンパスで、延世大環境金融大学院のスン・ヒュク専攻長やTRIESの森本英香所長ら関係者が集い、調印式とセミナーを開催しました。TRIESは、東海大学の環境・サステナビリティに関する研究活動を学部・学科横断的に集約して社会への還元を図るとともに、日本の優れた政策を積極的に海外に発信することなどを目的として、2022年4月に始動しました。今回の覚書締結は、TRIESのタギザーデ・ヘサーリ・ファルハード准教授(国際学部)が、延世大環境金融大学院の研究者とともに、環境問題と経済の関係について研究を重ねていることを踏まえ、両機関のさらなる連携強化を図ることを目的としています。

 

当日は、延世大環境金融大学院から5名の関係者が来訪。締結式に先立ち実施したセミナーでは、両機関の研究者が「気候変動の経済影響と金融市場」や「グリーンエネルギーシステムに向けて」といったタイトルで研究成果を共有しました。その後の調印式では、ヒュク専攻長と森本所長が覚書に署名。ヒュク専攻長は、「このような素晴らしい機会をいただき、感謝しています。今後は、さらなる研究交流の促進を図るとともに、学生、大学院生も加わった共同研究を展開しましょう」と呼びかけ、森本所長は、「本日のセミナーでも、さまざまなデータをもとにした環境・サステナビリティに関する多くの研究成果を共有できました。日韓の研究者が連携することでアジア地域、世界の課題解決につなげていきましょう」と語りました。