教養学部の岩本教授が付属大阪仰星高校中等部の「SDGs地域連携アイデア発表会」に審査員として参加しました


教養学部人間環境学科の岩本泰教授が、9月21日に付属大阪仰星高校中等部で行われた「SDGs地域連携アイデア発表会」に審査員として参加しました。この発表会は、2年時から取り組む地域活性化プロジェクト「10年後、戻りたくなる枚方のまち」の一環で、同校がある大阪府枚方市を、よりよいまちにするためにSDGsの視点で実現アイデアを考察するもの。3月に行ったポスターセッションに続くプログラムで、中等部3年生77名が発表しました。

 

生徒たちは発表会に向けて、「枚方宿くらわんか五六市でのマルシェイベント」「防災フェスタ・環境イベント開催」「コロナ禍で使用されたパーテーションの再利用」の3つのテーマに分かれ5月から実践案を考察。6月のハワイ研修旅行で、ハワイ東海インターナショナルカレッジの職員にそれぞれのテーマに関するインタビューや、昨年11月に行ったフィールドワークの内容をもとに、考察した実践案に磨きをかけ、アイデアをパワーポイントにまとめて発表に臨みました。

 

当日は、岩本教授をはじめ地域の商業関係者らが来校。生徒たちは、「ハワイと日本のマルシェイベントの違い」「非常食の試食会」「廃プラスチックによる道路舗装」など、さまざまなアイデアを発表しました。岩本教授は、講評でそれぞれのテーマにアドバイスを送り、「今回で終わりではなく、高校に進学した後もこういった探究学習を続けてほしいと思います。みなさんの今後の活動を期待しています」と締めくくりました。