静岡キャンパスが「BLUE ECONOMY EXPO@Suruga Bay」に出展しました


静岡キャンパスが7月17、18日に、静岡市清水区・清水マリンターミナルなどで開かれた「BLUE ECONOMY EXPO@Suruga Bay」にブースを出展しました。一般財団法人マリンオープンイノベーション機構が初めて開いたこのイベントは、海洋関連の研究者や企業、研究機関などが国内外から集い、海に関する先進的な技術や取り組みを紹介するものです。静岡キャンパスは「海のEXPO@駿河湾」に出展し、海洋学部水産学科と海洋理工学科海洋理工学専攻の研究室による研究成果を紹介しました。

 

ブースは、「陸上養殖」と「海洋観測」をキーワードに構成し、海洋学部の齋藤寛学部長と秋山信彦教授の研究室に所属する大学院生2名が説明役を担いました。秋山教授らが養殖しているタツノオトシゴの一種である「クロウミウマ」の水槽展示をはじめ、植原量行教授の研究室で学生が取り組んでいる駿河湾の海洋構造や海底地形など、海洋に関する研究のポスターも掲示しました。

 

小澤涼雅さん(大学院海洋学研究科1年次生)は、「水槽に興味を持って、ブースに立ち寄ってくださる方が予想以上に多くうれしいです」とコメント。高橋将大さん(大学院総合理工学研究科1年次生)は、「こういったイベントで研究について解説したのは初めての経験です。クロウミウマの養殖は特許取得の関係で、来場者の方にあまり詳しく話せなかった部分もあったのですが、“この研究はどのようなところがすごいのか”“研究していて大変なこと”を質問される方が多く、この研究の魅力をアピールする新たな方法に気づきました」と話していました。